虚淵玄「Fate/Zero 4 散りゆく者たち」（星海社文庫）を読みました
聖杯戦争もいよいよ中盤戦、脱落者がぽつぽつと出始めます。
そんな中でも、セイバーさんは本来の力を取り戻し、眩いばかりの輝きを放ちます。
一方で、マスターである切嗣さんとようやく向き合うことができたセイバーさんは、
切嗣さんの心の内を知って、どうするのか。
『正義』とは何か、
『騎士道』とは何か、
『王』とは何か。
虚淵玄さんの筆も冴え渡ります。
さて、今巻では、後の『ステイナイト』へと繋がる、土蔵がようやく登場します。
そのあたりの結び付きににこにこしてみるのもまた一興です。
