虚淵玄「Fate/Zero 5 闇の胎動」(星海社文庫)を読みました
表紙や帯にあるような、ライダーさんとセイバーさんとの対決が、この巻の見せ場でしょうか。
圧倒的な存在感を見せつける征服王の『戦車』に対して、
セイバーさんは、モンスターマシンと化したオートバイに『騎乗』して挑みます。
その疾走感たるや、文章でもわくわくするのに、映像化したらどうなってしまうのでしょう。
楽しみです。
そんな華やかな対決に反して、サブタイトルにもあるとおり、聖杯戦争の闇は深まっていきます。
衛宮切嗣さんの過去が語られ、
言峰綺礼神父は暗躍し、
間桐雁夜さんは慟哭します。
残るところあと1巻。
『ゼロ』の時間が迫ります。