半世界 感想

映画「半世界」を観ました。
2019年3月2日、TOHOシネマズ川崎にて。

・アラフォーのおじさんたちのお話
・とはいえ、髭面ではあってもそれなりに小綺麗なおじさまという感じでもあるかも

池脇千鶴さんのちょっぴりくたびれたおばちゃん感は板についてる気がします

・渋川清彦さんも好き

 

・炭焼職人、中古車販売、元自衛隊
・なんとなく、いわゆるサラリーマン的な価値観とは少し異なる世界っぽくはあるかしら
・(ある意味では「七つの会議」と好対照ともいえるかも)
・しいていえば、長谷川博己さんの立ち位置は脱サラした人に見立てることもできるかも、くらい

・アラフォーにもなれば、結婚して子育てに悩んで、場合によっては離婚して、というあり方も現実ではあるのでしょうけれども、ぼくにとってはどうにもどこか縁遠い世界のようにも見えてしまったり
・もちろん、見ている自分と照らし合わせて映画を見る必要はないわけで、どこか異世界のお話であるかのような視点の意味ではとても、「おもしろい」という言葉だと少しニュアンスが難しいですが、興味深いというか趣深いというか、良い映画だとは思うのですが、
・年齢が近いという以外は地域的な環境面でも、家族や友人といった人間関係の面でも、自分とは異なる世界のお話なのだろうと思います

・劇中で「ここも世界だ」という言葉がある通り、劇中のあそこも「世界」だし、長谷川博己さんの人が体験してきたのも「世界」だし、見ているこちら側の観客ひとりひとりにもそれぞれ異なる「世界」があるということなのかもしれません