SERVAMP-サーヴァンプ- 感想

映画「SERVAMP-サーヴァンプ-」を観ました。
2018年4月7日、新宿バルト9にて。
原作未読。
テレビシリーズは1話目だけは見たはず。

おそらくテレビシリーズの後にあたるお話らしく、登場人物の紹介のようなものもあまり詳しくなされてはいませんが、お話の中心となるのはレギュラーメンバーのうちの一部分だけっぽいのでそこまで難解ということはないのかも。

吸血鬼とその宿主が対になって行動しているらしいという設定と、吸血鬼には「色欲」とか「嫉妬」といった属性があって、宿主が吸血鬼をコントロールできないとそれに飲まれてしまうっぽい感じなのかしら。

吸血鬼ものというとアクションバトルものっぽいイメージがありますが、本作では加えて館もののミステリーっぽい雰囲気もあったかも。
月姫を思い出すというか。

真夏に降る雪とか閉鎖された洋館とか、幻想的というか幻惑的というか、現実とは異なる心象風景めいた世界の雰囲気もけっこうおもしろい感じ。
イヌカレー空間のフォロワーといった感覚かしら。
ただ、個人的には、マゼンタ色というのでしょうか、明るい紫色とか深いピンク色みたいな色彩がちょっと苦手でして。
メガネブとかハマトラとか、男性キャラクター主体の作品で見かけることが多い印象があるのですけど、配色に意図か根拠みたいなものがあったりするのかしら。



劇中で、聞き分けの悪いパパさんに対して主人公が「そうじゃないだろ!」って叫ぶ場面がありましたけど、ツイッター大喜利みたいなので「そうじゃないだろ」「そうだそれでいい」みたいなのがあったのを思い出してしまいました。