のんのんびよりばけーしょん 感想

映画「劇場版 のんのんびより ばけーしょん」を観ました。
2018年9月8日、横浜ブルク13にて。
原作未読。
恥ずかしながらテレビアニメシリーズもあまり見ていませんでした。

なので、登場人物の関係性もよくわかっていないもので、なんだかごめんなさい。

夏休み、福引きで沖縄旅行が当たって行くお話。

たぶんテレビアニメシリーズを通して見てきた人と本作が初見の人とでは感じられるものが違うのかも。

けいおんを知らずに劇場版だけ見るとか、ラブライブを知らずに劇場版だけ見る、みたいな感覚かしら。
(登場人物たちが旅行に行く点も含めて)

内容を振り返って思い出そうとしてみても、個別のエピソードに対して特別な何かがあったようには思い当たらないかもしれません。
普段はなかなか行けない郊外のショッピングモールへ買い物に行くだけでもまるで遠足みたいな一大イベントだったのが、
あれよあれよと沖縄行きが決まって飛行機に乗って船に乗り換えて宿に着いて。
部屋分けだったり、夜食にこっそりカップ麺を食べたり。
2つのグループに分かれてシュノーケリングカヤックを楽しんだり。

それぞれのエピソードでそれぞれにお話として盛り上がる山があったり、笑いのオチがあったりはするものの、時間の流れとしては淡々としているというか、「楽しい時間はあっという間に過ぎていく」のをそのまま体感できるというか。

宿の娘さんがアクセントになっていて。
観光客にとっては新鮮で物珍しいあれやこれやも、地元の彼女にとっては日常で、なんならお仕事で。
それが、たまたまお客さんの中に同い年の子がいて、ぎこちなくも仲良くなって。
一時的な心の触れ合いと、あっという間のお別れと。

こういうのをエモいというのでしょうかしらん。



星の砂、小さい頃に家族で沖縄行ったときにお土産で売ってた小瓶を買ったのがたぶんまだ実家にあった気がしますけど、ああやって砂浜で集めることもできるんですね。