ゾンビスクール 感想

映画「ゾンビスクール」を観ました。(2月27日観賞分、ブルク13)
原題: Cooties。
2D字幕版。

小学生がゾンビ的なウィルスに感染してしまい、小学校の先生たちが襲撃されたり逃げ回ったりするお話。

小学生の無邪気さ、残酷さを極振りしたような感じでしょうか。

どちらかというと小学校の先生ってたいへんなんだなー、みたいな。
海の向こうでも教師の待遇はあんまりよくないんだなーというか、なんか夢が破れた末に流れ着く職場みたいな扱いっぽいような話もしていたような気がして、日本の先生よりももっとたいへんなのかしら。

ともあれ、冒頭のニワトリを屠殺してナゲットに加工されていく過程がいちばんグロテスクかもしれません。
チェーン店のものではなく、給食用に卸されているものみたいですけれども。
ちょっとしばらくはチキンナゲットを食べにくいかもしれません。

少し前に異物混入で廃棄したはずのカツが廃棄されずに市場に出回ってしまったなんて事件がありましたが、廃棄するべきものはしっかり廃棄せねばならないのだなあということを強く実感できる作品なのかもしれません。

ゾンビ化した子供たちによる大人への襲撃は、かなり凄惨です。
集団で襲いかかって引っかいたり噛みついたり喰いちぎったり。
頭蓋骨でサッカーしたり、腸で縄跳びしたり。
エヴァ旧劇場版のエヴァシリーズが弐号機を襲う鳥葬場面、と言えば伝わるでしょうか。

対する大人側は州の決まりだか何かで拳銃を所持できないために遠距離攻撃は封じられていて、基本的には逃げ回るだけ。
厳しい戦いです。

ただ、大人側が7〜8人くらいいたような気がしますけれども、実際に活躍していたのは主人公の小説家ワナビーさんとその幼なじみの女性教師とその交際相手のヒゲモジャアメフト体育教師くらい。
あと脳科学に詳しい説明役の男性教師もかな。
女王様役が似合いそうな女性教師とゲイっぽい教師はこれといって目立った活躍はなかったような。

あと途中で救出した未感染の子供たちも、とくに番狂わせがあるわけでもなかったような。

ですので、ストーリー全体を通しての練り込みはそこまで高いように感じられなかったというか、学校を脱出した後にもうひと山くらいあるのかと思ったのにただひたすらわーきゃー逃げ回ってお終いという感じで、なんとなく尻すぼみな気もしてしまいました。

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