プラネタリウム 感想

映画「プラネタリウム」を観ました。
9月30日、横浜ブルク13にて。
字幕版。

後に"戦前"と呼ばれるようになる時代のフランスで、降霊師を営む姉妹のお話。でしょうか。

実はあまり事前情報を仕入れずに見たもので、よくわかっていない部分も多々あります。

降霊の能力を持つ妹は学校にも通わずコミュニケーションが苦手っぽい雰囲気。
一方、姉は降霊の能力は無いもののマネジメント的な役割を担っていたものの、その美貌のために降霊術をきっかけに映画に出演することになって女優の道へ進んでいったり。

なんとなく姉妹のお話が中心なのかと思っていたのですが、もしかしたら映画史の知識があったほうが楽しめるのかもしれません。劇中劇になっている映像が実在のあの作品なのではないかみたいな元ネタとかありそうな気がするものの、ぼくにはその知識が無いもので。

姉妹の降霊術に興味を引かれて自宅に引き取ることになるおじさまが映画の制作会社か何かの偉い人らしく、お姉さんのほうはその映画に出演していくようになるわけですが、それらの出演作の映像がなんとなく元ネタありそうなようにも見えたり。
なんとなくそんな気がするだけというレベルの推測でしかありませんけれども。



一方、妹さんのほうは超能力の研究の方向へ巻き込まれていきます。
お姉さんが撮影のために遠征している間に、降霊能力の実験にかり出されてしまったり。

超能力の実験で脳波を測定するために頭につける装置がありましたが、そのゴツゴツした感じとか、ウニみたいに球面からトゲトゲが飛び出したような形状が、どことなくプラネタリウムの投影機のように見えなくもないのかもしれないなどと思いました。
(題名の「プラネタリウム」の要素が他によくわからなかったのもありまして)