ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣 感想

映画「ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣」を観ました。
7月29日、ジャックアンドベティにて。

・バレエダンサーさんのドキュメンタリー
・美形でも、ダンスがめちゃめちゃ上手でも、人生はたいへん
YouTube で公開されたという「take me to church」で歌詞の日本語訳が字幕で表示されているものの、ダンスと字幕を両方いっぺんに目に入れるのはちょっとたいへん。
・歌詞の内容もけっこう重要そうなだけに、歌詞を予習しておくなり後で家に帰ってなりしてから復習したほうがいいかも。
・ダンスだけを見て彼の苦悩が理解できる人ならいいのでしょうけれども、ぼくはあまりそういうのは得意ではないみたい
・踊りとか映像とか絵とかの視覚的な表現よりも、言語化されたもののほうが理解しやすいタイプ。たぶん。



・子供の才能(天性の身体的才能も含めて)を見て、ちゃんとその道に進ませようとした両親の方針は良い評価をされてもよさそうですが、それによって家族が離散してしまったり、肝心の子供本人の心が屈折してしまったりと、なんというか才能さえあれば丸々ハッピーとなるわけではないのだなあというこの世の無情を感じたり
・一方で、(本人の努力もあったでしょうけれども)天賦の才というものは確実にあるのだろうとも思ったり。



・まったく知らない世界でしたねで、あんなに美しい人がいるんだ、人はあんなに美しく舞うことができるんだ、ということを知ることができてよかったです。