夜は短し歩けよ乙女 感想

・4月8日、静岡東宝会館にて
・原作未読。
・実は四畳半なんちゃらとかも未見。湯浅監督というとスペース☆ダンディの中でも不思議な作品の人という程度の認識。
・映像がものすごかった。
・人の肌の色が白(素面)と赤(酔っぱらい)とで極端に塗り分けられていたのが、最終的にものすごい破壊力を発揮するのがものすごくテクニカルに感じました。
星野源さんがヒロインで花澤さんがヒーローなんですね。というか予告編では星野源さん視点中心で進むのかと思ってたので、逆に花澤さんがメインみたいな感じだったのが意外でした。
・いい意味で時間が長く感じました。たぶん一晩の出来事でしかないらしいのにものすごく目まぐるしくいろんなことが起きるから。
・会話も早口で何を言ってるのか聞き取りにくいところもありましたけど、テンポよくポンポン次へ次へと展開していくので追いかけるだけでせいいっぱい。
・不意にのび太さんがしずちゃんにあなた弱虫よって叱られるお話を思い出したり。
李白さんとの飲み比べのところとか、パンツ番長のリンゴの人のあたりとか、すごく良かった。神谷浩史さんで良かった。
・ミュージカル部分の学生演劇っぽさとか楽しい。
・とにかく楽しい。星野源先輩のほうはわりとグジグジしてるけど花澤乙女さんのほうが迷わずに力強くグイグイ突き進んでいくのが頼もしい。仲良しパンチ強い。
・字幕付きの上映があれば見たい。それか円盤買っちゃおうか。