BLAME! 感想

映画「BLAME!」を観ました。
5月27日、川崎チネチッタにてLIVEZOUND版。
原作未読。

・原作を読んでないので理解できるのか不安な気持ちもありましたが、映画の中で描かれている範囲内のことはどうにか把握できたと思います。

・とはいえ、わかったつもりになれただけで、ちゃんとは理解できていないような気もしたり。

・登場人物の中だとシボさんが好き。ヒト型になったときの美人さん具合も素敵でしたけど、骸骨みたいな状態でキリィさんから雑に扱われるのもかわいい。昔ながらのテレビよろしく、状態が悪そうなところをガンガン叩きつけて直されちゃったりとか。脳みそだけになっちゃったりとか。そういえば、最初の出会ったときの状態だと脳みそは頭部にあったと思いましたけど、ヒト型の身体を作ったときに細工してたということなのかしら。こんなこともあろうかと!、的な。とはいえ、リスクとしては頭部を失うよりも腕を失う危険性のほうが高そうな気もしますし、万が一、腕と頭が切り離されてしまった場合、はじめの状態の記憶がある人たちはシボさんの頭部だけでも守ればいいと思って腕は置き去りにしてしまうリスクもありそうな。それとも寄生獣の後藤さんみたく頭と手足それぞれに脳みそを分割してたりしたのかしら。劇中の様子だけではよくわからなかったかも。

・音。LIVEZOUND 初体験でした。正直なところ耳はあまりよくないので音の良し悪しについて語ることはできません。けれども、キリィさんの持ってるごっつい強力な銃をぶっ放すときの音はものすごかったです。ずっどーんと、びりびりびりーっと、震えました。

・舞台設定がめちゃめちゃ凝っている一方で、ストーリーについては、比較的シンプルな作りだったのかもしれません。そのおかげで原作を知らなくてもすんなり世界の中に入っていけた気がします。

・他の作品を並べるのは御法度かもしれませんけれども、けもフレたつき監督がirodori で作っていたケムリクサはBLAME! を意識してる部分もあったりしたのかしらなんて愚にもつかないことを思ったりしてしまいました。