学園ものと見せかけて、ほぼ声優業界もの。
何も知らない状態で、夢を現実にしようとする人を傍からただ「応援」するって、苦しいことなのかもしれません。
が、そんなに共感もできないのは、自分が「友だちがいない」からかしら。
初対面の人に「友だちいないんですか?」って訊くなんて、鋭いを通り越して鈍いんじゃないかしら。
終盤の展開はそりゃあそうなるだろうという感じではありますが、主人公さんがずいぶんと責任を感じすぎなきらいも。
それだけ真面目だということかしら。
主人公さんの「学園ものが苦手」という設定の説得力の無さが笑えます。
- 作者: 新井輝
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2014/03/28
- メディア: Kindle版
- この商品を含むブログを見る