虹色ほたる 感想
映画「虹色ほたる〜永遠の夏休み」を観ました。
原作未読。
昭和52年にタイムスリップして、ダムに沈む村の最後の夏休みを過ごすお話です。
ずいぶんと特徴的な人物造形ではありますが、思ったほど違和感はなく、自然と物語に集中できました。
ただ、お話は意外に複雑で、主人公のユウタくんだけがタイムスリップしたのかと思いきや、どうやらヒロインのサエコさんもタイムスリップしているっぽく……。
ユウタくんのお父さんとサエコさんのお兄さんの関係もよくわからないのでした。
たぶんお父さんの事故でお兄さんも亡くなったということだろうとおもいのですが……うーん。
ともあれ、純然たる田舎の少年、ケンゾーくんがあってこそのお話だったろうと思います。
エピローグでも成長したケンゾーくんが出てきて嬉しい反面、ちょいとはてな?となってしまったり。
ケンゾーくん、いったい何歳なんだ。
てっきりユウタくんのお父さんの世代かと思ったのですが……。
ややこしいです。
ほたるの飛び交う様子や、花火の描写など、なんとも美しく、良いものを観た気分でいっぱいです。
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