読書

ちはやふる 24巻 感想

末次由紀「ちはやふる」24巻、講談社名人位・クイーン位決定戦、いよいよ開幕。 新さんは風邪でお休みとか、あいかわらず病弱な印象も。 にこにこ動画で配信されるコメント付きの描写はいかにも今風ですが、 風邪引いてるときにあの画面に流れる文字を追うの…

藤子不二雄、宮崎駿、高畑勲 雑感

米沢 嘉博「藤子不二雄論: FとAの方程式 」、河出文庫 スタジオジブリ+文春文庫編「ジブリの教科書5 魔女の宅急便 」、文春ジブリ文庫 高畑 勲「映画を作りながら考えたこと 「ホルス」から「ゴーシュ」まで」、文春ジブリ文庫 F先生とA先生の立ち位置と、宮…

せっかち伯爵と時間どろぼう 1巻 感想

次元を超越するパン屋さんのお話。 ネタが高度過ぎて理解が及びません。 1年というタイムリミットが、はたしてどう作用するか。せっかち伯爵と時間どろぼう(1)作者: 久米田康治出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/07/17メディア: Kindle版この商品を含…

Working!! 12巻 感想

ファミレスのお話。佐藤さんがんばった。 八千代さんぼわぼわ。 かたなしくんはどんどんおかしな方向へ。 なんだかんだで、ぽぷら先輩が唯一の良心。WORKING!! 12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)作者: 高津カリノ出版社/メーカー: スクウェア・エニ…

シノハユ 1巻 感想

「咲-Saki-」に出てくる麻雀プロさんの、過日のお話になるのかしら?主人公である女子小学生さんの母親が行方不明になったりと重苦しい要素もありますが、基本的には「麻雀って楽しいよね」の精神があるので、麻雀を知らなくても安心感。幼瑞原はやりプロ。…

艦これ-陽炎、抜錨します! 2巻 感想

築地俊彦「艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 2」、ファミ通文庫 」陽炎さんの元相棒、不知火さんがやってくるお話。駆逐艦だけで大きな敵に立ち向かうのは盛り上がりますけれども、もっとお姉様方を頼ってもいいのではないかしら、とも思ってし…

巴マミの平凡な日常 1巻 感想

原案Magica Quartet、漫画あらたまい「巴マミの平凡な日常」1巻、芳文社「魔法少女まどか☆マギカ」の魔法少女たちも、既に30代。 既婚3婚約中1な仲間たちに対して、独身交際相手無しの巴マミさんの、平凡な日常生活が描かれています。 悲しいお話です。 独り…

アルスラーン戦記 1巻 感想

原作田中芳樹、漫画荒川弘「アルスラーン戦記」1巻、講談社恥ずかしながら原作未読。 戦記ものの金字塔ということで、さすがのおもしろさ。 よくわからないけど引き込まれました。原作のことは知りませんが、巻末の対談によるとまんが版の結末は決まっている…

街場のマンガ論 感想

内田樹「街場のマンガ論」、小学館文庫ものすごく大雑把な表題どおりに、漠然とした「まんが」そのものを論じてみたり、個別の作品について言及してみたり、筆者の来歴を語ってみたりと、わりと自由気まま。 元はブログの記事らしく、おまけに元の単行本は数…

Febri (フェブリ) Vol.21 感想

Febri (フェブリ) Vol.21キルラキル特集、各話解説ですが、17話まで(皐月様が羅暁様へ叛逆するあたりまで)ということで、やや情報が古くなりつつあります。 雑誌の宿命でしょうか。 個人的には、たまごまごさんのエキサイトレビューでの毎週解説を読んでし…

くうのむところにたべるとこ 感想

ヤマシタトモコ「くうのむところにたべるとこ」、集英社フツーの人たちが食べたり飲んだり寝たりするお話の集合体。 ちょっとゆるい感じのノリが楽しいです。 美形は何をやっても許されるという風潮。いいと思います。 熟年夫婦とか、よいものです。くうのむ…

奈落何処絵巻 感想

中村明日美子「奈落何処絵巻(ならくいずこえまき/通常版)あなたのためならどこまでも 平安調スペシャル」、茜新社平安調の、お役人さん(♂)となんでも屋さん(♂)のお話。女装、妊娠、獣耳、複数プレイ、触手(というより蟲)、とまるで男性向けみたいな企画てん…

艦これ 一航戦、出ます! 感想

鷹見一幸「艦隊これくしょん ‐艦これ‐ 一航戦、出ます! 」、角川スニーカー文庫ブラウザゲームのノベライズ。まだまだ新米提督なのでゲームの設定とか知らない部分も多いのですが、空母の艦載機ってそうやって飛ばすのか〜、とか、工廠の開発ってそうなって…

O.B. 1〜2巻 感想

中村明日美子「O.B.」1〜2巻、茜新社「同級生」「卒業生」「空と原」のシリーズ、完結オムニバス。 それぞれの「その後」が描かれます。基本的に、ただひたすら、いちゃこらいちゃこら。 美形は性別を超越するものなのですね。 耽美って不思議。基本的に男子…

ひばりの朝2巻 感想

ヤマシタトモコ「ひばりの朝」2巻、祥伝社JCのひばりさんをめぐる、周囲の人々のあれやこれや。なのでしょうけれども、うーむ、どうもいまいちよくわかりませんでした。完さんのくずっぷりが最低ですが、無意識な無神経っぷりは自分ではどうにもならない部分…

スニップ,スネイル&ドッグテイル 感想

ヤマシタトモコ「スニップ,スネイル&ドッグテイル」、祥伝社翻訳屋さん(♂)とバスの運転手さん(♂)のお話。 あるいは、女子の人視点だと、彼氏の人がぽっと出の男子にNTRされるお話。まさしく、どうしてこうなった。 いやあ切ない。谷川俊太郎さんの詩が効果…

さんかく窓の外側は夜 1巻 感想

ヤマシタトモコ「さんかく窓の外側は夜」1巻、リブレ出版 霊が見える系の書店員さん(♂)が、霊障がらみの清掃屋さん(♂)の助手になるお話。男子同士のいちゃこらを描くために当たり障りのない事件を解決していくのかと思いきや、意外にも根は深そうな雰囲気。…

ランドリオール23巻 感想

おがきちか「Landreaall」23巻、一迅社行方不明になった両親と六甲さんを探しに砂漠の国へ、の巻き。国や風土が違えば文化も違いますよ〜、みたいな。とはいえ、ディアさんの侍女のアイシャさん、いったい何者なんだ……、に持っていかれた感も。カバー下の王…

Re:ゼロから始める異世界生活1 感想

長月達平「Re:ゼロから始める異世界生活1」、MF文庫JWeb未読。異世界召喚+死に戻りもの。いきなりあんな状況に放り込まれたら、ループを自覚するのに時間がかかるのもいたしかたないのやも。 異世界召喚はその場で瞬時に理解できても、ループは実際に繰り返…

THE IDOLM@STER 2巻 感想

原作:NBGI/PROJECT iM@S、脚本:高橋龍也、漫画:まな「THE IDOLM@STER」2巻、一迅社テレビアニメ版アイドルマスターのコミカライズ。我那覇響さん、双海真美さん、三浦あずささんのターン。テレビ版で961社長の妨害を受けたりしていた中でも、それぞれにい…

提督の冬休み 感想

C2機関「提督の冬休み」某艦これの同人誌です。流行に便乗して購入したものの、中身はほぼイラスト集。新規絵のようですが、自分のように艦娘さんにあまり思い入れの無いにわか提督には、やや難易度が高いです。上級者向け。

理想のヒモ生活3〜4 感想

渡辺恒彦「理想のヒモ生活」3〜4巻、ヒーロー文庫異世界召喚もの。遅々としてまったり進行に思えていましたが、作中では一年経過だとか。 月日の流れははやいものです。現代日本の文明が発達しているとはいえ、それを甘んじて帰依しているだけではその技術を…

咲-Saki-12巻 感想

小林立「咲-Saki-」12巻、SE麻雀のインターハイのお話。 準決勝先鋒戦、次鋒戦。タコスさんのマントが妙にかっこいいです。 辻垣内さんはメガネの着脱で雰囲気が変わりすぎだと思います。咲-Saki-12巻 (デジタル版ヤングガンガンコミックス)作者: 小林立出版…

それでも町は廻っている12巻 感想

石黒正数「それでも町は廻っている」12巻、少年画報社JKメイド探偵さんのお話。わかったぞ わかっちまった 神のシステム!! おもしろいにも程がある事この上ないったらありゃしないです。それでも町は廻っている 12 (ヤングキングコミックス)作者: 石黒正数出…

乙嫁語り6巻 感想

森薫「乙嫁語り」6巻、KADOKAWA 筋肉美。 悲しいお話。 よくまああんな混乱の中で人の識別ができるものです。 関連エントリ 1巻 2巻 3巻 4巻 乙嫁語り5巻 感想 - 思い出の小箱の隅 乙嫁語り6巻 感想 - 思い出の小箱の隅 乙嫁語り 7巻 感想(と検索性を考慮し…

戦国妖狐12巻 感想

水上悟志「戦国妖狐」12巻、マッグガーデン 灼岩さん。 1巻から読み返したらいろいろとつながるのでしょうけれども、手元に無いでござる。戦国妖狐(12) (ブレイドコミックス) (BLADE COMICS)作者: 水上悟志出版社/メーカー: マッグガーデン発売日: 2013/12/1…

デンキ街の本屋さん6巻 感想

水あさと「デンキ街の本屋さん」6巻、KADOKAWA 朝礼はたいへんです。デンキ街の本屋さん 6―BOOKSうまのほね (MFコミックス フラッパーシリーズ)作者: 水あさと出版社/メーカー: KADOKAWA発売日: 2013/12/21メディア: コミックこの商品を含むブログ (7件) を…

げんしけん二代目の六15巻 感想

木尾士目「げんしけん 二代目の六」15巻、講談社 斑目さんはーれむの巻。 モーレツ宇宙海賊推し。DVD付き げんしけん 二代目の六(15)特装版 (講談社キャラクターズA)作者: 木尾士目出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/12/20メディア: コミックこの商品を含…

ちはやふる23巻 感想

末次由紀「ちはやふる」23巻、講談社 名人戦の挑戦者が決定。 珍しく少女まんがっぽい雰囲気も。 ちはやふる(23)作者: 末次由紀出版社/メーカー: 講談社発売日: 2014/04/25メディア: Kindle版この商品を含むブログを見る

2013年読書振り返り

年も明けて久しいのに今更ながら。某読書メーターさんの企画ですが、せっかくなのでこちらにも。選考基準はあくまで独断、2013年刊行に限らず、2013年に自分が読んだ本から抽出します。 麻耶雄嵩「隻眼の少女」、文春文庫 小野不由美「丕緒の鳥 十二国記」、…