ニンニンジャーvsトッキュウジャー 感想

映画「ニンニンジャーvsトッキュウジャー」を観ました。(1月23日観賞分)

めちゃめちゃおもしろかったです。

冒頭から夢オチのような繰り返しで始まります。
電車で遊園地に遊びに行こうとしていたニンニンジャーさんたちでしたが、なにやら様子がおかしい。
あやしげな連中に襲撃されて、頭へごちんとする度にレッドさんがハッと目覚めるものの、なぜか次第に人数が減っていく。
不思議な夢です。

一方、敵となるのはニンジャマニア。
高名な忍者やらなんやらを呼び出して使役してきます。
三大忍者(服部半蔵風魔小太郎、猿飛佐助)はともかく、石川五右衛門、望月千夜女、雲隠才蔵とニンジャ目白押し。
ニンジャのサーバントだけ集めた聖杯戦争でも始まりそうです。

コピーに身体を乗っ取られて本体が消えそうになるというのも定番ではありますが、その消滅を受け容れるまでの心の変化の描写がいい感じでした。

また、パパさんの苦悩も見どころ。
一族を守るために一人を犠牲にしてもいいのかどうか。
組織を束ねる重圧は時に残酷な判断を迫ります。大人のつらさです。
そういう時に、若い人たちの無謀とすら思えるような行動力は、ある種の救いでもあるのかもしれません。
立場上、軽率に動けなくなってしまった自分の代わりに、身を張って行動してくれる頼もしさ。

最後の巨大ロボバトルが2対2の大迫力で廃工場大爆発もすごかったです。

見ていた間はめちゃめちゃおもしろい!、と興奮していたのですが、振り返って言葉にしようとするのはなんだか難しいものです。