　ガッチャマン　感想 - 思い出の小箱の隅

映画「ガッチャマン」を観ました。
実写版。

アニメは観てたはずですがほとんど記憶無し。
クラウズは7話まで既見。アレはよいものです。

冒頭では、おはようガッチャマン（？）とかいうアニメ版ガッチャマンさんによるミニコントが併映。
宮崎吐夢さんのお名前があった気がしました。

で、本編。
ヒトの革新と自由獲得のお話でありました。
いろいろと外的な雑音があるようですが、個人的にはこの作品嫌いじゃないかもしれません。
なんでそんなところで盛り上げようとしてるのん？、みたいな不自然な箇所があったり、世界観がゲーム的というか二次元的で狭いかなあという印象はありますが、特撮ものだと思えば十二分の出来栄えではないかと。

ヒトがいかに進化するべきか。
掟と仲間とどちらを選ぶか。
戦う宿命からいかに自由になるか。

劇中での解答に必ずしも納得がいくわけではありませんが、その提示する命題は普遍的です。
敵さんであるギャラクターさんと、その首魁ベルク・カッツェさん。
クラウズを観ている身としては、いろいろと関連する部分に考察が巡ります。

ジュンさんのすいーつ(笑)脳は、まあそんなもんかなあ、と。お話のもうひとつの軸として、ケンさんとジョーさんを巡るヒロインさん（終戦のエンペラーの人）が重要な役割を果たしますので、その対比として、すいーつ(笑)が置かれているのかなあ、と。本筋とはまったく関係ないどうでもいい部分なので、アンチるほどのものではないと思いました。

そんなわけで、時代はクラウズですよ、クラウズ。