平成ライダー対昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊 感想

映画「平成ライダー昭和ライダー 仮面ライダー大戦feat.スーパー戦隊」を観ました。

地下帝国バダンが世界をひっくり返そうとするお話。
風都とWさんの大活躍に加えて、「お前の罪を数えろ」のかっこよさ。それだけでもう満足です。
平成が弱いとか、昭和がめんどくさいとか、もう戦隊だけでいいんじゃないかなとか、いろいろと思うところはありますが、そんな些事はどうでもよくなります。

しかしまあ、正直なところ、正規の客層であるはずのお子様には少々わかりにくいお話だったのではないかしら。
自分もそうですが、ファイズって誰?、状態ですし。(しかしファイズの予測変換で555が出てくる便利機能)

主人公はガイムさんよりもむしろディケイドさんという感じ。
Wさんやウィザードさんも絡んできて、こうして振り返るとわりと散漫な印象。
おまけに親子の絆的な感動話も盛り込まれていて、贅沢なものです。
平成と昭和の諍いなんてどうでもよくなります。

テレビの特番でも出てきたフィフティーンさんは、ディケイドさんと同じく平成ライダーに変身できる能力持ちということで、変身合戦の様相も。
ただ、すぐそこに本人もいるのに変身ってどうなのよ、みたいな感じもあります。

そんなわけで、平成ライダーというのはずいぶんと人が死んでいるのだなあ、と思わされたのでした。