仮面ライダードライブ×ゴースト大戦ジェネシス 感想

映画「仮面ライダー×仮面ライダー ゴースト&ドライブ 超MOVIE大戦ジェネシス」を観ました。

ドライブさんもゴーストさんもなかなか時間が合わなくてあまり見ることができていません。(録画環境が整っていないもので。)

ライダー大戦ではしばしば見かけるような時間跳躍もの。

よくわからないワームホール的な何かに飲み込まれて、ドライブさんとゴーストさんが10年前の過去世界へ跳んでしまったり、
その時間改変がもたらしたバタフライエフェクトによって10年後(現在)の世界で倒したはずの敵が蘇ったり。

パラドクス云々はともかく、父子の絆にはぐっときました。
加えて、ドライブさん側の結末も綺麗な形で描かれていて、「親から子へと絆を繋げていく」という在り方を体現したようなものでもあります。

子連れのパパさんをターゲットにしているのだろうと見るべきなのでしょうけれども、未婚で家系を絶やそうとしている身にはちょっとばかりダメージが大きいです。
親の意志を継いで子々孫々へと継承していきましょう、という無邪気さは、結婚促進キャンペーンのようですらあります。

たまたま弟のところの甥っ子たちと遊んだりしていたもので、子どもというのは案外かわいいものなのだなあと思いつつ、その甥っ子がもうこんなに大きくなったのかと気づいて月日の経つ速さに愕然としてみたりするのでした。

自分語りが過ぎました。
閑話休題

そんなこんなで、手斧で戦うパパさん(西村和彦さん)、かっこいいです。

敵方のレオナルド・ダ・ヴィンチさんはアシュラマンさんやサタンクロスさんよろしく、腕が2対(4本)ありましたけれども、現代の技術では上側の2本を動かすのは難しいのかしら。反動でみょんみょん揺れてただけみたいなような。

レオナルドさんミケランジェロさんラファエロさんの三位一体超絶合体して巨大化した姿はものすごく大きくて迫力ありました。
が、反面、なんとなくCGっぽい感じもあったような気がします。

CGを使うのが悪いというわけではないのですが、特撮ならではの技術を見たい気持ちもあったりしてなんとなく複雑です。

あ、お坊さんとかキリコさんとかリケジョコンビとかが戦ってたのはなんか良かったです。
キリコさんって敵に捕まってしまうピーチ姫みたいな役割みたいな印象を持っていたのですが、あんなにアクション強いんですね。

そんなわけで、このところの流行語にならうなら、「結婚はいいぞ。」みたいな映画だったような気がします。