魔法少女まどか☆マギカ(下)
一肇(監修:Magica Quartet)「魔法少女まどか☆マギカ」下巻、Nitroplus Books、を読みました。
TVアニメ「魔法少女まどか☆マギカ」の、公式ノベライズです。
上巻の感想はこちら。
「魔法少女」の実態を知って、どうするどうなる、まどかさん。
ですます調のまどかさん一人称に対して、るた調のほむらさん一人称。
ほむらさんのターンだけ読むと、やっぱり「紫色のクオリア」だよなあ、と思ってしまったり。
それでもなお、終盤に訪れる溢れんばかりの愛、こぼれんばかりの優しさに、文字がにじんで読みにくいったらありません。
輝くような希望のお話でした。
さやかさんの絶望と、杏子さんの友情と。
ほむらさんの決意と、まどかさんの愛情と。
マミさんの包容力と。
最終的には過去から未来まで、宇宙規模に広がる壮大なお話に、どきどきわくわくしました。