第5回は原作21巻収録の「サスペンス刑事/狙われた美人女優/迫りくるストーカー/断崖にこだまする銃声/可奈と想は全部見ていた」でした。
サブタイトルは、原作よりも内容をわかりやすくなっています。
美人サスペンス女優がストーカーに狙われるお話です。
サスペンスドラマに憧れる刑事さんが絡んで事件を大きくしてしまうという、基本的にコミカルな展開ですが、
刑事さんの正義にかけるロマンも見どころです。
ただ、その見どころのはずの、自宅謹慎になった刑事さんが奮起する場面の描写が少し弱かったような気がしてしまいました。
あと、ナイフの血や、マネージャーさんのケガといった謎がやや放置されていたような気がするのも、残念です。
もともと好きなお話で、ドラマとしてもおもしろかったので、アラが少し気になってしまったのでした。