ドント・ブリーズ 感想

映画「ドント・ブリーズ」を観ました。
1月14日、川崎チネチッタにて。
字幕版。

男2女1の若い空き巣犯行グループが忍び込んだ家の住人と戦うお話。

その家の住人である老男は戦争で失明しているので犯行グループ側は楽勝モードでしたが、老男は音に敏感な上に射撃の腕も確かで、状況はさながらだるまさんがころんだの音を立ててはいけないバージョンになっていきます。

あらすじだけだと若者グループの自業自得でしかないのですが、老男の戦闘力がものすごく高いこともあってか、次第に若者グループの側に肩入れしながら見てしまっていた気がします。

物陰に身を潜めて老男が通り過ぎるのをじっと待つあたりではこちらも一緒になって息を止めて見守るほど。
呼吸の音すらも命取りです。

潜入型のゲームのような趣向なのかもしれません。

ストーリーのもの悲しさと、エンターテイメント性とかアトラクション性のようなスリリングなおもしろさとが両立している作品とも言えるのかもしれません。



それにしても、目が見えないのにハサミやスポイトを自在に操る高度なプレイには驚きました。