寫眞館/陽なたのアオシグレ 感想

映画「寫眞館/陽なたのアオシグレ」を観ました。
2編の短編作品です。

「寫眞館」

とある写真館を舞台に、明治・大正・昭和と移ろいゆく時代をひとりの女性の姿を通して描きます。
作中に台詞は無く、音楽と効果音だけで進行しますが、それだけに想像が膨らみます。
その時々に刻まれる写真の笑顔に心があたたかくなります。

陽なたのアオシグレ

同級生の女の子シグレさんのことを大好きな男の子ヒナタくんのお話。
妄想に羽が生えて飛び回ります。
寫眞館が静ならこちらは動という感じ。
ほとばしりあふれかえる若さ。
スピッツさんの挿入歌も素敵です。

観賞は、ブリリアショートショートシアターにて。
初めての劇場でしたが、なんだかお上品なところでした。
入口がわかりにくいのが難点でしょうか。

上映後には、二監督によるトークショー付き。
望外の得がたい好機でありました。

寫眞館 Blu-ray豪華版

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