丕緒の鳥 十二国記 感想

丕緒の鳥

儀式で使う陶鵲を作るお役人さんのお話。
政治に対する無関心への忠告でしょうか。

・落照の獄

裁判官さんのお話。
殺刑の是非。
難しい問題です。

・青条の蘭

山林を管理するお役人さんと樹木の病気のお話。
お役人さんの上下関係もたいへんそうです。

・風信

暦を作るお役人さんのお話。
大事なお仕事です。

そんなこんなで、お役人さんではあるものの、国の中央の政治とは少しばかり距離のある人々のお話でありました。
いろいろとご苦労はありそうですが、結論としては、公務員さんってすごいな〜、という感じ。
国を背負っているという責任感をしっかり持ち続けるって、なんかたいへんそうです。