C.M.B.森羅博物館の事件目録 20巻 感想

加藤元浩C.M.B.森羅博物館の事件目録」20巻、講談社

・12月27日

あきらめの悪い男子をあきらめさせる方法。
化石を絡めて、うまく表現されているな〜と感動します。

・転落

古畑さんやコロンボさんよろしく、犯人がわかっていて、トリックのミスを暴き出すタイプのお話。
短い中に凝縮されています。

・木片

仏像彫りの木片さんのお話。
木の中に仏さんが見えるといったのは誰でしたか。
完全なものが見えてしまうことの恐ろしさ。
怪談めいた導入とあいまって、なんだか不気味なお話でした。

・犀の図

デューラーの「サイの版画」をめぐって、森羅さんの父親の1人、モーリスさんが登場。
モーリスさんの人格もおもしろいですが、なによりオチが素敵です。

C.M.B.森羅博物館の事件目録(20) (講談社コミックス月刊マガジン)

C.M.B.森羅博物館の事件目録(20) (講談社コミックス月刊マガジン)