風のように 感想
映画「風のように」を観ました。
7月30日、下北沢トリウッドにて。
原作未読。
失礼な言い方をするとオールドファッションといいますか。
ふるきよき素朴な日本のアニメーション、みたいな印象でしょうか。
動きの枚数が少なそうな感じだったり、ギャグでずっこけるようなしぐさだったり。
深夜アニメを見慣れた目には逆に新鮮なように見えなくもないかもしれません。
そんな作画の中で、蜂の群れの動きはCG だったのではないかしら。
水が流れる場面とかも。
昔ながらの技法と、新しめのCGを駆使した技法とが融合している、という見方もできるかもしれません。
お話の面では、さびれた農村に謎の少年が訪れてちょっとした恵みをもたらしました、みたいな感じ。
公式サイトをななめ読みした程度だったのでもう少し養蜂に重点が置かれるのかと思っていましたが、そういうわけでもなく。
養蜂の人は定住するものだと思っていましたが、よい花を求めて放浪することもあるのだなあと思いました。
時代背景はわかりませんが、事故を隠蔽してしまったら戸籍の処理とかどうするのか心配にもなりました。