ゴジラ

映画「ゴジラ」を観ました。

2D字幕版。

日本のは見たことあるかもしれませんがあんまり知りません。

謎の巨大生物ムトーさんとゴジラさんとがプロレスするお話。

ゴジラさんかっこいい。

焦らして焦らしてからの、ばばーんと登場したり、ぷぎゃーと青白い炎を吐きつけたり。

でも、むしろムトーさんに感情移入する勢い。

人間汚い。

悲しいお話です。

生存領域をめぐる争いは苛酷です。

ムトーさん、何かに似てると思ったら、たぶん、えばー参号機ではないかしら。

ケン・ワナタベさんは主役級の大活躍。

こんなにだとは思いませんでした。

いろいろな形での親子の絆が描かれていて、それだけにムトーさんの悲哀が浮かび上がります。

人間ひどい。

自然の調和がどうたらこうたら言ってましたけど、結局のところ、ゴジラさんは何をするために出てきたのかしら。

結果的に人間の味方でした、みたいなのはちょっと違う気がしますけれども。

地震津波原発メルトダウンも、自然が調和を取り戻すための自浄作用だったんだよ!
なんだってー!?

みたいな。

振り返るとなんだかよくわからない部分もありますが、観ている最中はひたすら、すげー、なんだこれ、うわー、やべー、みたいな感嘆詞ばかりで、手に汗握る大興奮なのでした。