次元大介の墓標 感想

映画「LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標」前後篇を観ました。

PG12。

テレビシリーズ「峰不二子という女」と同様、いわゆるルパン一味が徒党を組む前のお話、だとかなんとか。

殺害依頼を受けた標的の墓を先行して作るという妙なこだわりのあるスナイパーさんを相手に、次元さんとルパンさんが立ち向かいます。

五ェ門さんは残念ながら登場無し。(写真は出てたかも)。

不二子さんは完全にえろす要員。

股間からドリルとか卑猥!、なんて脊髄反射してましたが、アレ、止まらなかったら卑猥どころかスプラッタだったのでは……。

高貴な方々の高尚なご趣味はよくわかりません。



絵柄や雰囲気は見た目のまんまでめちゃくちゃかっこいいわけですが、
(オープニングの墨を流したような感じとか、エンディングの奥行きのある遠ざかっていく感じとか、かっこいい)、
お話はというと、正直、よくわかりません。

スナイパーさんと次元さんとの因縁も大したことないし、
その因縁と思われる歌手さんもただ亡くなっただけに見えてしまってあんまりお話に絡んでこないし、
ルパンさんも宝石を確保した後の行動理由がいまいちわかりにくいし。

前後篇に分かれていますけれども、どういう区切りだったのかもあまりわかりませんでした。

謎解きも、ほうほうなるほど、というよりも、えーなんだそれ、みたいな感覚に近いでしょうか。

映像を5秒ずらすって、そんな簡単にできるものなのかしら。

無数にあるチャンネルのうちどれを見ているのか判別するのも難しそうですが、専門的な知識があればどうということないのかしら。



そんなこんなで、かっこいいけどなんかすかすかー、みたいな印象だったのですが、最後のあの人の登場には、おーっとなりました。

そうやってつながっていくのかー。



映画館では、Tシャツやら峰不二子という女の画集(?)やらグッズが盛りだくさんでしたが、がるぱんさんとの真っ向勝負は分が悪そう。

次元セットはビールっぽいですが、自分は映画を観る際にアルコールを摂取しようとする人の気持ちがわからないタイプです。
コースターは欲しいけれども。

あと、意外に女性単独のお客さんがちらほらいらしたのが、なんか不思議でした。

がるぱんさんが男性客ばっかりだったせいもありますが。