聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY

映画「聖闘士星矢 LEGEND of SANCTUARY」を観ました。

原作は、この聖域十二宮編は既読。

入場特典は新・聖衣大全。
設定資料集ですが、けっこう充実しています。
魚座さん、男性って明記されちゃった。

新聞は原作者さんのインタビュー記事。
ネタバレ注意。


以下、ネタバレ注意。





















ふぇぇ、日本のCGもすごいじゃないですか。
表情とかころころと変化して、不気味の谷をうまく回避しているように感じました。アナ雪さんとかシュガーラッシュさんとかあちらの方向性。
少しばかりオーバーアクションというか、身振り手振りが大げさな気もしますけれども、まあ海の向こうに比べれば大したことないない。

サンクチュアリもなんだか異世界風で、ギリシャすげえってなります。
あ、ギリシャとは明言されていなかったかしら。
あんなところでも人は住んでいるのでしょうかなあ。

黄金聖闘士さん、神にも等しい能力(無能)
ムウさんもアルデバランさんも、青銅さんに丸投げとか、まるでやる気なし。ひどい。

スコーピオンのミロさんて女性でしたかしら?(うろ覚え)
って、ぐぐったところ、どうやら性別不詳みたいですね。
以前はカミュさんと仲良しさんだったっぽいけど、今回はシュラさんと仲良しさんっぽいとか、黄金聖闘士さんの中でも派閥争いはややこしそう。

キャンサーのデスマスクさんのわき毛。
唐突な合唱隊。どうしてああなった。

アクエリアスカミュさんとキグナスの氷河さん、なんだか突然な感じで、溜めがなくて、いまひとつ盛り上がらなかったような。
あの師弟対決、好きなだけに、なんだかちょっぴり残念感。
カミュさんもなんだかちゃらちゃらした厨二さんに見えてしまって笑えたり。

アフロディーテさん無惨。

基本的に聖矢さんが主人公主人公していて、セブンセンシズに開眼したのも聖矢さんだけだったような気がします。
紫龍さん氷河さん一輝さんはそれでも見せ場がありましたけれども、瞬さんって活躍していたかしら……。
ネビュラチェーンの鎖がぐるんぐるん飛び交うあたりは派手でかっこよかったですけれども。

必殺技の名前を口に出して叫ぶあたりは、あまり強調されていないというか、抑制されていた感じがしました。
よりリアル志向ということなのかもしれませんが、ちょっぴり残念感。

もっとこう、ペガサス流星けーん!ずばばばーん!とか、
廬山昇竜波ー!どかーん!とか、
オーロラエクスキュージョン!ごごごごご!とか、
盛り上げてくれればいいのに。

あ、オーロラエクスキュージョンのときに雪の結晶が舞っている描写は綺麗でした。(と思ったけど、アイオリアさんと対峙した時だったような気もしてきました。うろ覚え。)
廬山昇竜覇は下から打ち上げるイメージだったので、空中から打ち下ろすのに違和感も。

変身シーン(聖衣着用シーン)もわりとあっさり目かも。
ちょっとはやくて何がどうなっていたのか、一回では把握しきれませんでした。手描きの変身みたく緩急とかつけてくださってもいいのよ。

そんなこんなで、「今」の技術の粋を集めた、素晴らしい映像を堪能させていただいたのでした。