ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル 感想

映画「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」を観ました。
2018年4月21日、川崎チネチッタにて。2D字幕版。
旧作未見。

・ジュ卍マジ卍
・ゲームの中に入って大冒険というのはアニメなどでもわりと馴染みのある題材で、すんなりと作品世界に入れた気がします。
ジュマンジボードゲームからコンピューターゲームに姿を変えたのは、「リング」シリーズの貞子さんがビデオテープからDVDのようなメディアに移植されたりコンピューターネットワークを介して伝播していったような、生存のために環境に適応していくたくましさのようなものを感じます。
・登場人物の配分が、現実世界では男2対女2だったのがゲーム内では男3対女1(選択肢としては男4対女1)なのは、ゲーム自体が20年くらい前のものというのもあって、ぽりてぃかるな意識の変化の表現でもあるのかしら。昔ならいわゆる紅一点とか呼ばれていたような扱いで
・マッチョなおじさまと中身のナード感も楽しい
・ヒゲメガネなおじさまが女性ならではのアピールの仕方を伝授するとこも楽しい
・髪の毛をバッサーっと振り上げたり、唇を噛むようにして上目づかいしてみたり
・肉体的な外見そのものだけではなくてちょっとした仕草でも印象って違うものなのだなあみたいな
・「美少女になりたいおじさん」ではなく「おじさんの体になってしまった美少女」
・ガッキーが舘ひろしさんになるどころの騒ぎではないのかも
VRとかでバーチャルの肉体をまとうことの意義についても云々かんぬん
・「異世界転生」みたいな言葉はだいぶ広まった気がしていて、(転移とかニュアンスの違いをどう扱うかみたいな問題はあるにせよ)、本作みたいなゲームの中に入る形式も「広義の異世界転生」ジャンルみたいな部分があると思うのですけども、ジャンル内ジャンルとして「ゲームの中に入る形式」を表す言葉ってあるのかしら。よくわかんないや。