曇天に笑う 感想

映画「曇天に笑う」を観ました。
実写版。
2018年4月14日、TOHOシネマズ浜松にて。
原作未読。
アニメ版はテレビのはじめのほうを少し見たかも。

・フォーゼ対ダブル
・トライポフォビアの傾向がある人は気をつけたほうがいいかも。つぶつぶ。
・間というのかテンポ感みたいなものがちょっともたつくようなじれったく感じるところが時々あったかも
・三兄弟が町中を歩いているところに町の人たちがわーっと寄ってきて野菜をくれたりなんやかんや話しかけてきて、三兄弟が立ち去ろうとすると町の人たちはその場に棒立ちで見送る、みたいな一連の流れが、どう表現したらいいのかわかりませんけど違和感というか野暮ったいような、なんかこう状況を説明してますよーみたいなのが強いように感じてしまったのか、なんかわからないけど記憶に刺さって落ち着かないです。
・離れ小島が牢獄になっていて罪人(反政府みたいな思想犯も含まれてそう)を閉じ込めていたのですけど、囚人と役人の比率が5対1から3対1くらいだったのではないかと感じるくらい役人の人数が多くて、あれだけの人件費が税金で賄われているのかと思うとちょっとばかり歪なのではないかしら。あとあの役人さんたちの居住区とか非番の日の暮らしとかも気になるかも。そんなにほいほいと船で行き来できるわけでもないでしょうし。
・悪玉の人は、何らかのトリックを使ってあちらとこちらと両方に存在していたかのようにアリバイ工作してたのかと思いきや、単に体が二つありましたというオチにはちょいと肩透かしをくらった気持ちです。
ベルセルクのガッツさんとかFF7クラウドさんみたいな大太刀を振り回す人がいましたけどなぜかあまり重そうに見えなくて、重さみたいな目に見えない部分の演出ってどうすればいいのかしらなどと愚考しようと思いつつよくわかりませんでした。