娼年 感想

映画「娼年」を観ました。
2018年4月14日、TOHOシネマズ浜松にて。
原作未読。

・えっちなまんがみたい
・えっちなまんがでショタを派遣するのは読んだ覚えがありますけど、あんな感じ
松坂桃李くんのぷりぷりのお尻が見たい放題
西岡徳馬さんのところでは3人の表情が重なり合っていく様子に自分が何を見せられてるのかわけわからなすぎて笑えてしまいました(失礼)
・詩子お姉さんがやってたメンヘラフレシアみたいに選択肢ゲームでありながら正解がどれだかわかりにくい複雑怪奇さがありそう
・劇中で「生きている限り女性や性行為からは逃げられない」みたいなセリフがありましたけど一体どこの世界の話なのやら
・アズマさんかっこいい
・厳密には幼なじみではないけど、日常側の象徴としての同級生さんの立ち位置が、ベタではあるのでしょうけれども、切ない。追いかけようとしてみたものの、かえって道が分かたれてしまったことをまざまざと思い知らされるような。
・少し前に某所で「男主人公の成長・変化に合わせて自分も柔軟に変化していくヒロイン」みたいな話がありましたけど、本作の場合は日常側に留まって、別の世界線があるとすれば男主人公を日常側に繋ぎ留めておく役割を担うポテンシャルを秘めた存在というか。
・他にもいろんな分岐点があったような気がします。お客さんとの初対面での対応を間違えたら即バッドエンドとか、自分の客を取られた同僚に恨まれてバッドエンドとかもあってもよさそう。
・お客さん毎に個別のルートとかエンディングとかもあったり。
・最初のお客さんだった人が、どんどん人気者になって自分から遠ざかっていってしまう松坂桃李くんに追いすがったりしてもいいでしょうし、おしっこルートを更に突き詰めていってもいいでしょうし
江波杏子さんのラスボス感。強い。
松坂桃李くんがお尻丸出しで汗かいてがんばってるところもすごいけど、手を握ってるだけのあのそこはかとないえっちさは尋常ではなかったように思います。
・ただ、個人的には「セックス」という単語は味気ないように思ってしまうので体を重ねたとかなんとかもう少し違った言い回しのほうが情感ありそうな気がします。ホストの人もわざわざ「セックスした」なんて言わずに「やった」でいいじゃんみたいな。(冒頭の行きずりの子は「○○大学の人とやったって自慢しよー」みたいなノリでしたけどああいうのでいいはず)
・この作品としては「セックス」という言葉を使うこと自体に意味があったのかもしれませんけれども