いつまた、君と〜何日君再来〜 感想

映画「いつまた、君と 〜何日君再来〜」を観ました。
7月9日、横浜ブルク13にて。
原作未読。

終戦後、南京から引き上げてきた一家のお話。

・能力が低いわけでもなさそうなのに、要領が悪いのか間が悪いのか、何か新しい事業に取り組もうとするたびに思わぬ外乱で頓挫してしまうのは、なんとも苦しい境遇。
・それこそ御先祖様の祟りかと信じたくなる勢い。
ドラえもんさんがのび太さんに見せた、ドラえもんさんが来なかった場合の未来予想図が近いかも。

終戦後しばらくは大都市への転入が制限されてたというのは初めて知りました。
集団就職みたいなので地方から都会に人が大量に流入するのはまだもう少し後の時代なのかしら。



・なんというか、たいへんだったんだなあとは思うものの、それ以上の何かがあるというほどでもないというか、どう受けとめればいいのか落ち着きどころが難しい感じ。

野際陽子さん。