春画展 感想

永青文庫の「春画展」に行ってきました。

開催期間:2015年9月19日〜12月23日

前期:9月19日〜11月1日
後期:11月3日〜12月23日

東西線早稲田駅側からてくてく歩いていったのですが、会場手前にある登り階段が意外にきつかったです。(単なる運動不足です)

入場は案外すんなりできました。
18歳未満は入場不可ですので、年齢を確認できる証明書を提示します。

中に入ると、(少し記憶があやふやですが)2階、3階、4階がそれぞれ展示室になっていたと思います。
順路としては、まず4階へ上がってから順々に下りてくる経路が推奨されています。

が、この段階で渋滞発生。

階段で詰まってしまってなかなか展示室まで入りにくい状態でした。

展示室の中ではお待ちかねの春画がたっぷり。
無修正のばっちこい。
いやあ、グロテスク。
今どきのエロマンガよりも大きく荒々しく描かれているように見えたり。
あと、和装の着物の鮮やかな色彩の中で部分的に黒ずんでいたり淡い朱色だったりがなんだか不思議なコントラストになっていた気がします。

とはいえ、どちらかというとお客さんの背中を眺めるほうが多かったかもしれません。

いちおう係員さんは順番にこだわらずにご自由に見てくださいね〜と仰ってましたけど、行儀正しい日本の皆さんはしっかり渋滞列を形成なさってました。

建物の佇まいとかはすごく素敵なのですが、どう考えても大人数を収容できるキャパシティはないように感じます。

あと、わりかしご年配が多い中で若い男女の組もけっこういらっしゃったのが印象的でした。
映画『ピースオブケイク』の中で綾野剛さんと多部未華子さんが熱海の秘宝館へ行って大はしゃぎしてましたけど、ああいう感じなのかしらとか想像してしまいます。

あ、考えてみたらご年配の方々がこういうのに興味をお持ちなのも、なんというか、お元気ですね、とお声掛けすればいいのかしら。


ともあれ、分厚い図録を戦利品に、おうちでゆっくり観賞しなおします。
(せっかくの本物を目の前にしておきながら、本末転倒っぽいですが)

大英博物館 春画 (   )

大英博物館 春画 (   )