映画「ストレイヤーズ・クロニクル」を観ました。
原作未読。
遺伝子操作やらなんやらで特殊な能力を持つ人たちのお話。
ちゃんとやれば世界規模の壮大なSFになりそうな題材を、個人レベルの矮小な悩み事にしてしまうのが、いかにも日本クオリティ。
だがそれがいい。
ありあまって持て余している感じがたまりません。
動機からして興味本位だとか、ひどすぎます。
悲しい。
バブル期の科学者はろくな事をしませんね。
能力がまたしょぼいというか、それほど大したものでもないのがまた悲しいです。
もう少し戦闘能力に長けていれば何かしら有効活用できたでしょうに。
暗殺レベルならけっこう有能そうですが。
個人的には思い出のマーニーの杏奈さんがちゅーしてるのがえろえろで大好きです。
豊原功補さんとありあまるのも、なんだかいいなあ、と。
切ない。
あとウィザードさんがやっぱりかっこいいです。
ありあまります。
テロリストさんのよくわからない浅い主張の意味不明さもひどければ、それに対する反論の的外れ感(論点逸らし感)もひどいものです。
あんな薄っぺらい倫理観だからこそ彼らが産み出されたのだとすれば、その悲壮感はさらに大きく膨らみます。
劇中、「ありあまる」が挿入された場面こそが最大のハイライトだったように思います。
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