這いよれ!ニャル子さんF 感想

映画「這いよれ!ニャル子さんF」を観ました。(6月6日分)
名状しがたいアニメ「這いよれ!ニャル子さんF」オフィシャルサイトのようなもの

原作途中まで既読。
テレビアニメシリーズつまみ食い程度。

ネタが豊富で、見た・聞いたことある気がするけど元ネタ何だったかしら?、とか思い出している間もなく矢継ぎ早にぽんぽん飛び出してきてものすごい密度でした。
もはや「おもしろい」よりかは「すごい」の域。

アベル伝説』とか懐かしい。
あの形式はパティーン化するほど普及しているのかしら。
と思ったら『おかあさんの木』でも同じようなことになっていて笑いそうになりました。

中の人の顔出しは心臓に悪いです。
中の人が悪いわけではないのですが、できればアニメーション作品と中の人とは切り離して見たい派です。
中の人のご尊顔がちらついてしまっては楽しみにくい場合もあるのだということをもう少しご配慮いただきたく。
事前に顔出しの旨が告知されていたのでしたら、こちらの確認不足ですので、申し訳ありません。

総集編はテレビアニメシリーズを見てないとよくわからなかったですが、この映画「F」本編の補足になる部分もあって、このための総集編だったのか、みたいな。
ああいう大事な場面でありながら過去の積み重ねを知っていなければ感動が減じてしまうような場面でしたので、ざっくりながらも、総集編で復習しておくことができるのはありがたいです。

期末試験に向けて、出題範囲は過去に勉強した全範囲といいつつも、大まかに範囲を絞ってくれる山ハリみたいな感じかもしれません。
あれ、この問題やったことある、みたいな感覚。

小ネタについては、ライダーさん関連はお決まりという感じですが、今どき宇宙キターなのか〜とか侮っていたらオレンジアームズさんとか出てくるから油断なりません。

スプラトゥーンさんネタまで挿入されているとか新しさに驚きます。(あれはもしかしたら“たまたま”かもしれませんけれども。ぶっかけモノジャンル自体は別段新しいわけでもないですし)

とにかく、一度だけ流し観しただけでは畳み掛けられる小ネタの数々に精査することもままならず、こういう作品こそ“何度も見たくなる”という謳い文句が似つかわしいのではないかしら。