BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G

ガンダム Gのレコンギスタ」先行上映会にて販売されていたブルーレイディスク「BEGINNING of GUNDAM RECONGUISTA in G 富野由悠季から君へ」を、今さらながら観ました。

富野監督の密着ドキュメンタリみたいな感じ。

宮崎駿さんの密着取材はしばしば見かける気がしますが、富野さんのものは初めて見た気がして、新鮮でした。

登場人物が好き勝手に喋っていて会話になってないのだとかなんとか。

そういう一方通行な感覚が体感として身に付いていれば実社会でもコミュニケーションに困らないのでしょうけれども、
ニュータイプ的な、あるいはまんがの吹き出しみたいな、お互いに考えていることは共有されねばならない」、みたいな幻想を持って育ってしまうと、会話において相手に要求するものが過剰になってしまって不全に陥るのかもしれないなあ、と我が身を振り返る次第。

えばんげりおんでは登場人物全員がどこかしら庵野監督の内面の反映であって、実質的には同一人物の内的対話にすぎない、みたいな言説とは対照的なのかもしれません。



そんなこんなで、アムロさんやシャアさんやカミーユさんの名前の由来について嬉々として語っているところがいちばん楽しそうに見えました。