攻殻機動隊ARISE4 感想

映画「攻殻機動隊ARISE border:4 Ghost Stands Alone」を観ました。

特典冊子の表紙に次回予告が無いと、本当にこれでお終いっぽくて寂しくなりますね。
……、と思ったら、まさかの新作情報。
嬉しい朗報(重複表現)でした。

特典冊子がネタバレ状態だったので、上映後の特報の衝撃が少しやわらいでしまったのはご愛嬌。

そのネタバレ収録まんがでは、攻殻機動隊の原作を含めた履歴を整理してくれています。
4作目にしてはじめて初心者に優しい仕様というのも戦略としていかがなものかとは思いますけれども、これまでろくに攻殻機動隊の世界に触れてこなかったような自分にとっては、ふんふむなるほど、と大変ありがたいものでした。

本編のお話としては、機動隊の人たちが一斉にデモストライキの人たちに向かって発砲したりなんだりの大惨事。

電脳社会って怖いわね。

SNSといっていいのかわからないようなコミュニケーションツールで、乗っ取りだのなんだのが問題になったりしていたみたいですが、あれがもっと酷くなった感じでしょうか。
そんな簡単に他人の身体を乗っ取ったり交通信号を遠隔操作したり監視カメラの映像を傍受できたりするようなシステムのことを、がばがばと表現してもいいのかもしれません。
これを握っているのが国家権力だというから恐ろしい。
あんな世界にならないために個人の力でできることなんて、はたしてあるのかしら。

……、肝心の内容について触れてない?
はい、何をやっているのやらよくわからなくて、あんまり、というかほとんど頭に入ってきませんでした。

あ、エンディングの、街並みのメイキングみたいな映像はなんかすごかったです。