逢空万太「這いよれ！ニャル子さん」8巻（GA文庫）を読みました。
いつもながらのニャル子さんですが、どちらかというと、ハスターくんとルーヒーさんのお話、といった雰囲気。
前半はルーヒーさんが教育実習生として学校にやってきたりしてすったもんだ。
後半は、混乱する宇宙のネットワークと、犯行声明を出した秘密組織「ディジタル・ビーイング」、さらには、謎の存在「キューワンダイバー」の正体とは。
ToLoveるは宇宙規模に拡大しますが、その結末はあっさりとしたものです。
あいもかわらず小ネタ満載で、理解が追いつきません。
エントロピーを凌駕したり円環の理に導かれたり生存戦略したりします。
わけがわかりません。
『きっとどこにも就職できないあたた達に告げる』とか、地味に心に響きます。痛い痛い。
バインダー式分冊百科も宇宙規模だとたいへんそうです。
「セラエもん」はちょっぴり観てみたいかもですが。
這いよるM@STER2も気になります。
そんなこんなで、主人公たちを置き去りに、ハスターくんとルーヒーさんとの、淡い淡いお話が展開しているのでした。
