ルドルフとイッパイアッテナ 感想

映画「ルドルフとイッパイアッテナ」を観ました。
8月20日シネマサンシャイン沼津にて。
原作未読。

猫のお話。

イッパイアッテナさんかっこいい。
からの、あの「イッパイアッテナ」の使い方は、なんか、ものすごくぐっときます。
グレンラガンとかああいう感じ。(大雑把)

ひらがなはともかく、漢字となると読むだけでも大変そうな気がしますけれども、地名だけなら文字の意味とか読みとか考えなずに絵柄として認識できれば付け焼き刃でもどうにかなったりするのかしら。

街並みとかの背景映像が平板なように見えてしまったのですが、なんでしょう。
レンズの焦点距離を変えてぼかすような工夫が少ないように見えてしまったのかしら。
光の加減とかも関係ありそうかしら。

デビルさんがいい人でよかった。

元の家のお隣さんもいい人。
というか、あのポジションにいる猫って、「ペット」の予告編とか宮崎駿版「魔女の宅急便」にも出てきますけど、室内飼いの猫が窓際でひなたぼっこしてるのってよくあることなのかしら。

せりふ回しがなんとなく外国語を翻訳したような調子に感じたかも。

ジャンプした場面とかで急にスローモーションになる表現はやっぱり好きではないです。
が、通常そのまんまのスピードだと何が起きたのか把握できないかもしれないので苦肉の策なのかしら、とか思ったりもしてしまいます。

岐阜といっても広いでしょうに、よくまあたどり着けたものだと感心します。
言葉が通じるならまだしも、言葉もわからず成り行き任せでは厳しそう。
外国でヒッチハイクの旅なんかやりたくないです。

そういえば、観光シーズンのツアーバスに限らず、高速バスの定期便とか無いのかしら。
スカイツリー近くから新宿の新しいバスターミナルまで出て行くのも猫にとっては大冒険か。

帰ってきてみんなで笑っておしまい、というのにほっとする一方で、ルドルフくんには旅立ってもらって立派に独り立ちしてもらいたい気持ちもあったりするのが、我ながらめんどくさい気持ちです。

でもまあ総じてよかったよかった。