TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 感想

映画「TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ」を観ました。
6月26日、横浜ブルク13にて。

ター、扉を開ける。
無音、バスもぐる。

とても重要な場面だったのに主人公が関くんという名前のおかげで「となりの関くん」みたいなセリフが繰り返されていて、なんとも切ない気持ちになりました。

本編では描写はほとんどありませんでしたけれども、グリザイアのサバイバル編みたいなことになってたのかしら。
生徒に手を出すような担任みたいだし。

古舘寛治さんと宮沢りえさんがくっついたのかと想像してしました。
セリフでは疎遠になってたみたいなことを言ってましたけど、言外に含みがありそうに思えて。

音楽バトル、熱い。まさしく熱血甲子園。
演奏家の人はよく知りませんがそれでもなんとなく見たことあるようなくらい有名な方々だったような気がします

尾野真千子さんすごいな。

和田純子さんせつない。
ひとつの出来事でも他の人の視点から見ることで厚みが増す感じ、好き。
カメラから見切れてる感じがたまりません。

人間界と地獄とで時間の流れが違うことで、ヒトの半生に相当するような長い時間を描くことができるというのは巧みな設定だと思いました。
ただ、20年後だか30年後だかわかりませんが、それまでずっと今と同じようなスマホ端末を使ってるというのはちょっと疑問符。
単にあの人が物持ちよかっただけかもしれませんけれども。

天国の操作パネル、あまりじっくりとは見られませんでしたが、どうして食事ではなくてビーフ限定だったのかしら。
ビーフの2コ下のボタンを押した時の効果も気になりますし、ビーフの1コ下のボタンがあんなに押しやすくては誤操作事故が多発しそう。

神木くんの弟役で尻出してた子、セブンイレブンのCM でパン食べてる子かしら。

昔のすごい演奏家の腕だけのアレ、アシュラマンのオマージュか。
というか実際にアシュラマン状態になってたや。
もっとはやく気づいてしかるべきでした。

死んだ人は死んだ時間にそのままつなぎとめられてしまうけれども、その間にも生きている人の時間は流れ続けている、という寓話なのかもしれません。

たぶん深く読み取ろうと思えばいろいろと深読みもできるのでしょうけれども、表層の部分だけ見てケラケラ笑うこともできると思うので、難しく考えなくてもいいかなあと思います。

というか、ガルデモでしたね。