キングスマン 感想

映画「キングスマン」を観ました。

円卓の騎士をコードネームに頂く英国紳士なスパイ組織のお話。

めちゃめちゃかっこいいです。
マナーが紳士を作る。
個人的にはマナーなんて適当でいいかなあと思っていたんですけど、そんなことだから紳士になれないのかもしれません。

アクション場面がド派手なのに加えてなんだかカクカクした不思議な映像で、すごい迫力でした。

あと、クライマックスの汚ねぇ花火っぷりには大笑いしました。あれはひどい。
最後のリフレインもパシッと決まっててしびれます。

頭を撃たれたことにはなってましたけど目視で確認したわけではなかったので、生存してる可能性はありそうですよね。
続編とか作れそう。

2015/09/14 追記

ガゼルさんのことをまったく書いていませんでした。
失態です。

栗山千明さんをもっと強くしたような、黒髪ロングの美人さんなのですが、おそらく名前のガゼルとも呼応するように、その脚にこそ、特徴があります。

いわゆる義足なのですが、陸上競技の短距離選手が使うようなブレードタイプの、ばね状の義足なんです。
ばね状なだけに飛んだり跳ねたりもお手の物。(お足の物?)
アクションがキレッキレに鮮烈です。

その義足に刃物が仕込んであるものだから、殺傷能力が滅法高い。
正式なキングスマンのエージェントですら真っ二つになる勢いです。
文字通りに刃物のような鋭い美しさ。
物語上の役割は少し哀しい感じですけれども、それもまた美しさを引き立てているように感じます。