デス・パレード 感想
裁定するためには被害者が必要、って最低ですね。
裁定。
最低。
サイテーがゲシュゲシュ崩壊していきます。
ああそうですか。
フクシューの連鎖は哀しいですが、その発端は、どうすればなくなるのかしら。
罰則を強化するだけでは抑制にならないのかもしれませんけれども、その割には、意外にも社会的な治安が保たれている現状はなんだか不可解にも思えます。
ストーカー。
ストーカーという単語の響きだけからすると、一方的な好意をこじらせたみたいな人を想像してしまうのですが、どうやら、もっと悪意が凝縮したような場合もあり得るのだとすると気分が悪いですが、そういう犯罪者も、分類としてはストーカーに含まれてしまうのかしら。
恐ろしい。
自分が加害者側になってしまうかもしれないということが、恐ろしいです。
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今回、この作品の根幹である「裁定システム」自体に対する疑い、屋台骨が揺らいだというか、ちゃぶ台をひっくり返したというか。
以前から、ノーナさん周りは裁定システムに対して疑問を抱いていた節もありつつ、ここからどう転がっていくのかが、大事なところです。
こういう創造主への叛逆みたいな展開を見ると、はやいところ「フロレアール」をやり直さねば、と改めて決意する次第。