SHIROBAKO 第20話 感想

「どうしてアニメ業界に入ったんですか?」とは、辻村深月さんの小説「ハケンアニメ!」において繰り返し提示される問いですが、それと対になるようなお話に見えました。

わりかしなんとなくみたいなノリの人が多い印象で、個人的にはもう少し明確な回答を聞きたかった気もしますけれども、自分の現状を省みるとやはりなんとなくとしか言いようもなく、そんなものなのかもしれません。

以前にも、たしか効果音とかを作ってる方とか、この前の背景美術の方とか、別の業界を目指していたはずが流れてきた感じの方々もいらっしゃるみたいですし、人それぞれなのかもしれません。

ハケンアニメ!」で印象的だったのが、アニメ業界の人は愛に弱い、みたいな描写でした。

本作でも、矢野さんの仰った基本善人という評があって、やはり同じ業界を描いているだけあって通じる部分があるような気がしました。



生々しいガチンコのケンカというと、「とらドラ!」を思い出す程度の低経験値ではありますが、本音の衝突って、揺さぶられます。

タローさんが輝いてます。