黒執事 Book of Murder 上巻 感想

映画「黒執事 Book of Murder 上巻」を観ました。

原作未読。
テレビシリーズ未見。
実写版だけ既見。

事前の予告ビジュアルで登場人物たちがみんなでいわゆる「ホームズ」ライクの格好をしていたのでもしかしたらとは思っていましたが、まさしく、館ものの連続殺人ものな推理ものの様相でした。

うひゃひゃ、楽しい。(不謹慎)

かの国では19世紀の昔から密室トリックだのアリバイ工作だのといった推理ものの概念が一般にも普及していたのかしら。

ややこしい。

語り部役にお医者さん兼業作家さんを配しているあたりになんとなく意図を感じることもできそうですが、はたしてどうなるやら。

他の招待客もどういう意図で集められたのかまったく説明が無いので、誰がころころされたとか言われても大して感慨も無く。

アリバイにしてもわりとガバガバで、登場人物が複数人いる意味が、今のところあまり感じられません。

実行犯当てが本来の目的なのでしょうけれども、なんとなくお坊ちゃんとセバスチャンさんの仕組んだ茶番でした、みたいになりそうな気もします。

しかし、お家の名誉を挽回するはずが、不祥事でさらに失墜しそうな雰囲気ですが、どうするのでしょうかね。



上映後、下巻の予告が流れなくて、もしや続きは円盤で商法かと心配になってしまいました。
たぶん、上映されますよね。