ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を観ました。

2D字幕版。

なんか宇宙のエネルギーを秘めたオーブをめぐって、いろんな勢力が奪い合ってドンパチなお話、だと思います。

オーブといえばドラゴンクエスト3でも重要な位置を占めたおなじみのアイテムで、テレビゲーム世代なヤングにはばかうけでありましょう。

ただ、ぼくは、映像はすごいとは思うものの、どうにものめり込めない感じでした。

個々の要素ではおもしろいなあ、巧いなあ、と感じる部分もあった気がするのですが、全体としてはいまひとつ。

なんなんですかね、自分でも不思議。

自分語りを許していただきたいのですが、なぜだか、海外の宇宙ものにはあまり縁を持たずに生きてきた気がします。
スターウォーズシリーズすら、ろくすっぽ見てません。

日本のアニメーション作品であればまったく問題ないというか、むしろなじみ深いくらいなのですが、海外の特撮系はどうにもこうにも。

人の感性は成長過程で触れてきた作品群によって築き上げられるのならば、ぼくの感性の形成からは海外特撮系宇宙要素が欠落していることになります。

そのために、この作品の楽しみ方が、体感としてわからなかったのかなあ、と自己分析する次第。

アメコミないしはマーベル作品についても、80年代洋楽についても、同様です。

アメリカなんか知ったこっちゃねーや、ふふーん、と生きてきたので、理解しようと努力する意欲すらわきません。

昨日観た映画「LUCY」での台詞でいえば、それを「受け容れる準備ができて」いない、土壌ができていないということだろうと思います。

あまりにも突飛なものはなかなか受け容れがたいもので、やはり相応の段階を踏んでいく手順が必要なのかもしれません。

後追いは茨の道ですね。