るろうに剣心 伝説の最期編 感想

映画「るろうに剣心 伝説の最期編」を観ました。

原作既読。

るろうに緋村剣心さんと志々雄真実さんのお話。

なぜだか、fate/Zero衛宮切嗣さんを思い出しました。

この世のすべての悲劇を背負ってる、とか。

が、剣心さんは独りではありませんでした。

味方がいるというのは心強い。

相楽左之助さんに斉藤一さんに四乃森蒼紫さん。

純粋な味方だけでなく、利害の一致とか、ものすごく私情にかられていたりとかですが、それでも。

志々雄さん相手に4人がかりとか容赦ない。

怪我人相手に、ひどいものです。

逆にいえば、志々雄さんの圧倒的な強さ。

火を噴く刀とか、もう曲芸の域ですね。

力と力のぶつかり合い。

飛天御剣流の強さもあやしいものですが、天翔龍閃(あまかけるりゅうのひらめき)は、かっこいい。(名前が)

そんなわけで、生死を賭けた、まさしく死闘が繰り広げられたわけですが、
最後の最後に出張ってきた伊藤博文さんの一言でまるで茶番だったかのようにあっさりと片づけられてしまうあたり、
暴力の時代が終わって政治の時代を迎えたのだなあと、なんだか途方に暮れてしまいました。

蒼紫様も、途中までは単なる悲しいピエロかと思っていましたが、終盤にも出番があってよかったよかった。

何をするために出てきたのかいまいち役割がわからなかった感じは否めませんが、かっこいいから良し。

斉藤さんも着物だったかと思ったらいつの間にやら制服に着替えてたりしましたけど、制服姿も(というか、のほうが)似合っててかっこいいので良し。

十本刀さんたちは、まあ、しかたないですね。

あ、お師匠様もかっこよかったです。



そんなわけで、お話自体はうろ覚えながらも知っていたわけですが、ちゃんばらが派手で、それだけで見ていてわくわくはらはらしたのでした。