映画「LUCY ルーシー」を見ました。
PG12。
字幕版。
普段10%くらいしか使われていない人間の脳みそに100%アクセスできるようになったらどうなるか、みたいな日本のラノベとかでもよくありそうなお話ですが、きっかけが薬物というあたりが海外っぽい感じ。
薬物ダメ、絶対。
といっても、本作の薬物は人体由来っぽいので、必ずしも有害というわけでもなさそうなあたり、人体の神秘です。
少しずつパーセンテージが上がっていく感じは、「スペース☆ダンディ」のいつもの感じ、とくにシュウマイが弾けたあたりを彷彿しますが、
何よりも、輝きこの向こう側へ行ってしまうあの感じは、「Serial experiments lain」だよなあ、と思ってしまいます。
lainさんは人類には早すぎたんや。
本作では、「知識を伝えること」が種の宿命であり使命だというのが印象的でしょうか。
細胞単位にまで脈々と受け継がれる種の記憶。
エマノンさんみたいですね。
あそこまで大きく地球規模宇宙規模にまで拡大した膨大な知識が、あんなちっぽけなUSBメモリに集約されてしまうのは、なんともいえない趣を感じます。
USB規格の勝利。
そういえばガイアの記憶が結晶化したメモリで怪人になったり仮面ライダーになったりもできるんでした。
やはりUSB規格最強説。
西洋の人から見た東洋人の話が通じない(ルーシーさんが覚醒する前は東洋人の言葉に字幕もつかない)のも、覚醒したヒトの万能感を引き立てていたのかもしれません。
そんなこんなで、人類が種を超越して革新へ至る、覚醒のお話でした。
覚醒と書いて思い出しましたが、THEE MICHELLE GUN ELEPHANTさんの「ゲット・アップ・ルーシー」という歌もありましたね。
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