パシフィック・リム 感想

映画「パシフィック・リム」を観ました。

3D吹替版。
IMAX初体験です。ど迫力でした。

中の人の安定感もすばらです。とくに日本人役の林原めぐみさんが素敵でした。

お話は、異世界からの怪獣(KAIJU)さんが侵略してきたので、巨大ロボットイェーガーさんで対抗しましょう、という感じ。ゴジラさんもウルトラマンさんも詳しくないので、個人的にはどうしてもえばぁを重ねて観てしまいました。
スーパー戦隊シリーズとか勇者シリーズとかも該当するのかもしれませんが、どうかしら。あとはマブラヴオルタネイティヴとかガンパレードマーチ。2人のパイロットがシンクロ(ドリフト)すると記憶を共有するあたりはビビッドレッドオペレーションかしら。
ともかく、日本のロボットものが人間同士で戦ってばかりなのとは対極にある気がしました。
イェーガーさんの攻撃方法は基本的に殴る一択なので、ぼかすかとひたすら怪獣さんを殴りたおします。時折、シャイニングフィンガーとかロケットパンチとか剣とか使ってました。ロシアとか中国とかオーストラリアの機体もあったようですが、国ごとの特色はそれほど目立たなかったような。
あと、最終的な結論としては、ジェットアローンって役に立つんじゃん、みたいな。時田重工あなどりがたし。

イェーガーさんについては、そんなにかっこいい感じはなかったですが、動くと迫力ありました。
スーパー戦隊シリーズの巨大ロボットさんなんかよりもはるかに頑丈そうではありますが、それでも怪獣さんの攻撃であっさりやられちゃったりするあたりは無情です。人型ってのがどうしても無理あるのでしょうかね。
あと、パイロットの保護がおそまつな気がしてしまいました。脱出機構がえらい複雑です。そりゃあ助からないわ。

パイロットといえば、向こうではまっちょな軍人さんがやるものという先入観がありましたけど、そこへ華奢な日本人女性が加わるというのは珍しいのではないかしら、などと思ったり。
その他にも、まっちょな軍人さんばかりでなく、サポート役の研究者さんにも見せどころがあったりして、楽しいものでした。
とりあえずロシアの女性パイロットさんの活躍をもっと見たかったです。