ゴールデンタイム番外 感想

竹宮ゆゆこ「ゴールデンタイム番外 百年後の夏もあたしたちは笑ってる」、電撃文庫

3編の番外短編集です。

・光央の部屋

主人公の友人でいけめんさんなやなっさんの部屋をめぐるお話。
散らかったお部屋で、物が紛失してしまう事件が発生、その犯人とは?みたいな推理もの仕立て。
難事件でした。

リンダ先輩との関係がやはり気になるところです。

・百年後の夏もあたしたちは笑ってる

表題作。
前巻の海水浴に向けた、女性陣の裏話です。
そこへ、主人公多田万里さんの浮気疑惑が浮かび上がって。

表題が、逆に本編の不穏な今後を暗示しているかのようで心配になります。

・サマーナイトツアー

主人公多田万里さんが、お隣りの住人NANA先輩に殺されるお話。
NANA先輩のバンドメンバーの紹介でしょうか。
大きな謎が残りました。