HOME 愛しの座敷わらし 感想

映画「HOME 愛しの座敷わらし」を観ました。

原作未読。

東京の商品開発職から地方の営業職へと転属になったお父さんと、その家族のお話。

座敷わらしさんはかわいらしいですが、「しゃぼん玉」の示唆するところを考えると物悲しいです。
座敷わらしさんの効果があるとはいえ、営業職でもすぐに成果を出せるお父さんは優秀なのでしょうなあ。
仕事において愛を語れるお父さんは立派だと思います。

長女さんに関しては、水泳が得意だということで、水着を期待してしまいましたが、省略されてしまい、残念でした。
大事なところでしょうに。
寄せ書きで始まり寄せ書きで終わりましたが、またあんなメールが来るんじゃないかとびくびくしてしまいます。

長男くんはとても健康的。
個人的に、沢木ルカさんが素敵だと思います。
沢木ルカさんは飯島直子さんの娘役だったってことでいいのかしら。
一緒にいる場面がなかったので、確証がありません。

お母さんは、おそらくいちばんたいへんだったのではないかしら。
まったく見ず知らずの環境へ突然放り込まれて、よくまあなじんだものです。
孤軍奮闘といえるのでは。

お祖母さまは、思ったほど認知症は重くなかったように思います。
なんというか、都合のいい認知症
やはり「しゃぼん玉」がキーワードです。

特筆すべきは、風景の美しさでしょうか。
豊かな自然に囲まれた、穏やかな夏の姿でありました。

HOME 愛しの座敷わらし スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

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