アゲインして応援団再建に取り組む第2巻。
チア部の妨害工作をくぐり抜けて、元応援団員を勧誘したりします。
クライマックスは、主人公今村くんへの、入団エール。
今村くんと一緒に、うっかり泣きそうになりました。
応援って、こんなにも人の心を揺さぶるものなのかと、認識を改めさせられます。
いやあ、熱い。
そんな感じで順風満帆そうに見える今村くんとは対照的なのが、「時をかけたくなかった少女」、アキさん。
アゲイン前こそが幸せの絶頂であったがゆえに、アゲインしてからはやることなすこと空回り感。
そんな中でも今村くんのサポートをしっかりとするあたり、根はとても良い人なのでしょうなあ。
それだけに今の境遇はやるせないのかもしれません。
でも根気強く前向きな彼女の存在があってこその「アゲイン！！」でありましょう。
ところで、団長を女性として意識し始めてしまった今村くんと、次巻予告で不穏な雰囲気を撒き散らかす団長と。
応援団が仮にも形になりかけてきたところで、まだまだ試練は続くようです。
